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2027年から始まるこどもNISAについての解説

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どうもぶぶぶです

今回は、2027年から始まる予定のこどもNISAについて簡単な解説と我が家はどうするかを書いていきます。

こどもNISAとは、0歳から17歳までの子どもが使えるNISA制度です。

年間投資枠は60万円。

月にすると5万円。

非課税保有限度額は600万円となる予定です。

NISAは、投資で得た利益に税金がかからない制度です。

通常、投資信託などで利益が出ると約20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資をすれば、その利益が非課税になります。

つまり、こどもNISAは、子どもの大学資金や将来資金を非課税で準備できる制度ということになります。

最初は金持ち優遇制度だと思っていた

正直、こどもNISAと聞いたとき、僕は最初、親の新NISA1,800万円とは別に、子どもの名義でもさらに非課税投資ができる制度だと思っていました。

そのため、親の新NISAを満額まで使い切れるような、お金に余裕がある家庭向けの制度なのかなと感じていました。

ただ、今回発表された内容を見ると、こどもNISAの年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円です。

大人の新NISAと比べると枠はかなり抑えられているため、金持ち優遇というよりは、子どもの大学資金や将来資金を長期で準備するための制度という印象に変わりました。

こどNISAのルール一覧

現時点で出ているこどもNISAのルールをまとめると、以下のようになります。

項目内容
開始予定2027年1月以降
対象年齢0歳〜17歳
年間投資枠年間60万円まで
月額にすると月5万円まで
非課税保有限度額600万円まで
非課税期間無期限
投資対象長期・積立・分散投資に適した投資信託など
個別株投資基本的には対象外の見込み
払い出し12歳以降、一定の条件で可能になる見込み
主な目的大学資金など、子どもの将来資金づくり
注意点投資なので元本割れの可能性がある
重要ポイント制度の詳細は今後変更される可能性がある

こうして見ると、こどもNISAは子ども用の小さな新NISAのような制度です。

ただ、大人の新NISAとは違い、年間投資枠も非課税保有限度額も小さく設定されています。

そのため、富裕層が青天井で非課税枠を増やせる制度というよりは、子どもの資産形成を支援する制度と考えた方がよさそうです。

満額で積み立てると10年で上限に到達する

こどもNISAで注意したいのが、0歳から17歳までずっと満額で積み立て続けられるわけではないという点です。

年間投資枠は60万円。

非課税保有限度額は600万円。

つまり、毎年60万円ずつ積み立てた場合、10年で600万円に到達します。

年齢年間積立額累計投資額
0歳60万円60万円
1歳60万円120万円
2歳60万円180万円
3歳60万円240万円
4歳60万円300万円
5歳60万円360万円
6歳60万円420万円
7歳60万円480万円
8歳60万円540万円
9歳60万円600万円

0歳から満額で積み立てた場合、9歳の年に600万円へ到達します。

そのため、10歳以降は新たに積み立てることができなくなります。

最初は、0歳から17歳まで毎年60万円ずつ投資できて、合計1,080万円まで使えるのかと思ってしまいます。

でも実際は、非課税保有限度額が600万円なので、満額で積み立てる場合は10年分で上限です。

ここは勘違いしやすいポイントだと思います。

満額を使うなら8歳までに始める必要がある

逆に考えると、こどもNISAの600万円の枠を満額使いたい場合、始める年齢も重要になります。

月5万円、年間60万円で積み立てる場合、600万円を使い切るには10年必要です。

こどもNISAの対象年齢は0歳から17歳までなので、17歳までに600万円を使い切るには、遅くとも8歳から始める必要があります。

積立開始年齢17歳までに積み立てられる年数月5万円で積み立てた場合
0歳18年分10年で600万円に到達
5歳13年分10年で600万円に到達
8歳10年分600万円に到達
9歳9年分540万円まで
10歳8年分480万円まで
12歳6年分360万円まで
15歳3年分180万円まで

9歳以降に始めると、毎月5万円を積み立てても600万円の枠をすべて使い切ることはできません。

ただし、これはあくまで満額を使い切る場合の話です。

普通の家庭で子ども1人に毎月5万円を積み立てるのは、かなり大変だと思います。

子どもが2人いれば月10万円です。

なので、こどもNISAは満額を使い切ることよりも、家庭に無理のない金額で続けることの方が大事だと思います。

新NISAを満額埋められない人は無理に手を出さなくてもいい

ここまでこどもNISAについて書いてきましたが、個人的には、親の新NISAを満額埋められていない人は、無理にこどもNISAに手を出さなくてもいいと思っています。

まず優先すべきは、親自身の家計です。

生活費がギリギリだったり、貯金が少なかったり、親の新NISAもまだ十分に使えていない状態で、無理にこどもNISAを始める必要はないと思います。

子どものために投資したい気持ちはわかります。

でも、親の家計が崩れてしまったら、結局子どもにも影響が出ます。

なので、順番としては、

生活費を整える。

最低限の現金を確保する。

親の新NISAを無理のない範囲で使う。

そのうえで余力があれば、こどもNISAを使う。

これくらいでいいと思います。

こどもNISAは便利な制度ですが、絶対にやらなければいけない制度ではありません。

我が家は1人あたり月2.5万円を積み立てる予定

では、我が家はこどもNISAをどう使う予定なのか。

今のところ、子ども1人あたり月2.5万円を積み立てようと考えています。

こどもNISAが始まる2027年時点で、我が家の子どもは4歳と3歳です。

つまり、上の子は4歳から、下の子は3歳から積み立てを始めることになります。

子どもが2人いるので、合計で月5万円です。

正直、楽な金額ではありません。

それでも、この積立はやる価値があると思っています。

というのも、以前こどもNISAの話が出たときにもブログで書きましたが、僕のセミリタイアは、家族に迷惑をかけない形で達成しなければいけないと思っているからです。

自分がセミリタイアしたいからといって、子どもの大学資金を準備できませんでしたでは話になりません。

それでは、ただの自分勝手なセミリタイアになってしまいます。

僕が目指しているのは、家族の生活を守ったうえでのセミリタイアです。

なので、子どもの大学資金については、できる限り僕が準備しておきたいと考えています。

我が家の場合、上限600万円には届かない

子ども1人あたり月2.5万円を積み立てると、年間では30万円になります。

こどもNISAの非課税保有限度額は600万円ですが、我が家の場合は開始時点で子どもが4歳と3歳なので、0歳から18年間積み立てるわけではありません。

仮に17歳まで積み立てるとすると、ざっくり以下のようになります。

子ども開始時の年齢積立期間年間積立額累計元本
上の子4歳14年30万円420万円
下の子3歳15年30万円450万円

※年齢の数え方や実際の開始月によって多少変わる可能性があります。

月2.5万円だと、上の子は約420万円、下の子は約450万円の元本になります。

こどもNISAの上限600万円には届きません。

ただ、大学資金として考えるなら、これだけでもかなり大きな金額です。

月2.5万円を年利6%で運用できた場合

では、子ども1人あたり月2.5万円を積み立てて、仮に年利6%で運用できた場合、どれくらいになるのか。

もちろん、毎年必ず6%で増えるわけではありません。

投資なので、増える年もあれば減る年もあります。

あくまで長期で平均年利6%で運用できた場合のシミュレーションです。

月2.5万円を17歳まで積み立てると、元本と運用結果のイメージは以下のようになります。

子ども開始時の年齢積立期間元本年利6%で運用できた場合
上の子4歳14年420万円約653万円
下の子3歳15年450万円約717万円

※毎月末に2.5万円を積み立て、年利6%で複利運用できた場合の概算です。

上の子は、元本420万円に対して約653万円。

下の子は、元本450万円に対して約717万円。

こう見ると、長期で積み立てる力はかなり大きいですね。

もちろん、これはあくまでシミュレーションです。

実際には相場の上下がありますし、大学に行くタイミングで暴落している可能性もあります。

なので、この金額を絶対にあてにするのは危険です。

ただ、月2.5万円をコツコツ積み立てるだけでも、時間を味方につけることで大学資金としてかなり心強い金額になる可能性があります。

我が家の場合、満額の600万円を埋めることが目的ではありません。

子どもの大学資金を、セミリタイア資金とは別で準備することが目的です。

その意味では、月2.5万円という金額は、我が家にとって現実的かつ効果の大きい積立額なのかなと思っています。

セミリタイア資金と大学資金を分けて管理できる

僕にとってこどもNISAがありがたい理由は、自分のセミリタイア資金と、子どもの大学資金を分けて管理できることです。

今までは、子どもの教育費を投資で準備しようと思っても、親の新NISAや課税口座の中で管理することになります。

そうすると、自分のセミリタイア資金なのか、子どもの大学資金なのかが少しわかりにくくなります。

でも、こどもNISAで積み立てれば、

これは子どもの大学資金。

これは僕のセミリタイア資金。

というように、目的別に分けて考えやすくなります。

僕にとっては、ここがかなり大きいです。

教育費を全部こどもNISAに入れるのは危険

ただし、こどもNISAは投資です。

NISAだから安全というわけではありません。

利益に税金がかからない制度ではありますが、元本が保証される制度ではありません。

投資信託の価格が下がれば、当然お金が減ることもあります。

なので、大学進学費用など、使う時期がある程度決まっているお金をすべてこどもNISAに入れるのは危険です。

教育費として確実に必要なお金は現金で準備する。

長期で増やすことを期待する部分だけ、こどもNISAを活用する。

このように分けて考えた方がよさそうです。

我が家も、こどもNISAだけで大学資金を完璧に準備できるとは思っていません。

相場が悪いタイミングで大学進学が重なる可能性もあります。

なので、現金やそのときの家計状況も見ながら、柔軟に対応していく必要があると思っています。

まとめ

今回は、2027年から始まる予定のこどもNISAについて考えてみました。

こどもNISAは、0歳から17歳までの子どもが対象となるNISA制度です。

年間投資枠は60万円。

月にすると5万円。

非課税保有限度額は600万円です。

最初に聞いたときは、親の新NISA1,800万円に加えて、さらに子どもの名義でも非課税投資ができる金持ち優遇制度だと思っていました。

しかし、内容を見ると、大人の新NISAよりも枠はかなり抑えられています。

そのため、富裕層がさらに大きく非課税枠を使う制度というより、子どもの大学資金や将来資金をコツコツ準備するための制度と考えた方がよさそうです。

ただし、親の新NISAを満額埋められていない人は、無理にこどもNISAに手を出さなくてもいいと思います。

まずは親自身の家計を整えること。

親の生活が安定していなければ、子どものための投資も続きません。

我が家の場合は、こどもNISAが始まる2027年時点で子どもが4歳と3歳です。

子ども1人あたり月2.5万円。

子ども2人で月5万円を積み立てる予定です。

目的は、子どもの大学資金です。

月2.5万円を積み立てると、上の子は元本約420万円、下の子は元本約450万円になります。

仮に年利6%で運用できた場合、上の子は約653万円、下の子は約717万円になる計算です。

もちろん、これはあくまでシミュレーションです。

投資なので元本割れのリスクはありますし、必ずこの通りに増えるわけではありません。

それでも、子どもが小さいうちから長期で積み立てることで、将来の大学資金づくりに役立つ可能性はあると思っています。

僕はセミリタイアを目指していますが、それは家族に迷惑をかけない形で達成しなければ意味がありません。

そのためにも、セミリタイア資金と子どもの大学資金を分けて管理できるこどもNISAは、僕にとってありがたい制度です。

こどもNISAは、満額を埋めるゲームではなく、子どもの将来のために無理のない範囲で資産を準備する制度。

我が家でも、制度が始まったらうまく活用していきたいと思います。

ではでは。

ABOUT ME
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40歳までにセミリタイアを  目指すトド
2024年から個人ブログを運営している、33歳の平凡なサラリーマン「ぶぶぶ」です。 妻と2人の子どもと暮らしながら、節約・投資・資産形成を通じてセミリタイアを目指す日々を発信中。 資産公開や家計の工夫、時には雑記も交えながら、リアルな等身大の情報をお届けしています。
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