育児世帯がやりがちな投資ミス5選|教育資金で失敗しないためのポイント

目次
📌 この記事はこんな人におすすめ
- 子育てをしながら投資を始めたい、または始めたばかりの人
- 教育資金と投資資金の管理に悩んでいる人
- 将来の家計の見通しを立てたい人
- 投資で失敗したくない育児世帯の人
⏰ 所要時間:5〜6分

どうも、ぶぶぶです。
今回は 「育児世帯がやりがちな投資ミス5選」 というテーマでお送りしていきます。
毎日育児を頑張っているお母さんやお父さんの中には、将来の子どもの「教育資金」に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身、セミリタイアを目指して投資を続けていますが、やはり心配事の一つに 「教育資金」 があります。
投資で将来に備えたいけれど、やり方を間違えると家計が崩れてしまうことも…。
今回は、そんな失敗を防ぐためのヒントをまとめました。
「あ、これやっちゃってるかも…」と思ったら、ぜひ今日から修正してみてください。

それでは本編へどうぞ!
ミス① 生活費を全力投資
ここ3年近く、株価の伸びが気持ちよく、その時期に始めた人たちは、よほど変な投資商品を買っていない限り含み益になっていることでしょう。
ですが、そうなると欲深い人間はさらにお金を増やしたくなり、投資金額を上げていきます。気づいたときには生活費も全力投資…なんてこと、あるかと思います。

そうなったら一旦落ち着いてみてください。
株価は下落する年もありますし、最近の株価の調子が良かったとしても=これからも良い、とはなりません。もし下落相場になり、生活に余裕がなかったら、焦って損切りをしてしまうかもしれません。
また、生活費を全力投資していると、ケガや病気で仕事ができなくなってしまったらどうでしょうか? こちらも株を売却しなければいけなくなるかもしれません。株は長期投資で持ってこそ意味を成しますので、短期で売却につながる可能性のある投資方法は避けるべきです。
私自身、毎月15万円を投資に回していたんですが、家計が赤字続きだったため、投資金額を10万円に落としています。家計が赤字では持続性がありませんからね。
対策
- 最低でも3〜6か月分の生活費は現金で確保してから投資を始めましょう。
- 生活費で全力投資をするのではなく、余剰資金で投資をしましょう。

もし怪我をして働けなくなっても、数ヶ月分の生活費があれば安心して治療に専念できますもんね!
ミス② お金のかかりどきを理解していない
お金のかかりどきを理解しないまま育児・投資をしていると、いざかかり時になったら「すぐに出せるお金がない!」なんてことになるかもしれません。

投資を始める前に、ライフプラン表を作成するのをお勧めしています。
ライフプラン表を作成し、無理のない金額で投資を始めるのがいいでしょう。
かかりどき、貯めどきを理解しているだけでも資産形成に生かせると思いますので、ぜひシミュレーションの作成からやることをおすすめします。
対策
- 将来の「お金のピーク時期」を把握して、投資計画を逆算する
- 家計簿やライフプラン表を作り、年間の出費予測を可視化する

家計簿も続ければ必ず結果に繋がるので頑張ってください!
ミス③ 教育費と投資資金を混同してしまう
教育資金は「使う時期」が決まっているお金です。
この資金まで株や投資信託で運用してしまうと、相場の下落タイミングで必要になり、損失が出る可能性があります。
もし教育資金を投資に回すとしても、15年〜20年の期間がある場合に限ります。短中期投資になりそうなら、おとなしく貯金して備えた方がいいでしょう。

我が家は子どもがまだ2歳と1歳なので、大学資金は株価で作る予定です。
対策
短中期投資になるなら、教育資金は元本割れリスクの低い預金や安全資産で管理しましょう。
ミス④ 教育ローンを借りる
ミス①でも書きましたが、株価が上がると「これからも上がり続けるんじゃないか」と人は思い込むものですが、それは間違いです。

教育ローンを借りてイールドギャップを狙いにいく人も少なからずいます。
ですが下落した場合のことも考えるなら、やってはいけません。
みなさんがやっているのは投資であってギャンブルではありませんので、間違えないようにしてください。
対策
教育ローンを借りて投資をしない。投資はギャンブルでないことを理解する。

ギャンブルダメ絶対!
ミス⑤ 投資情報を鵜呑みにする
SNSやYouTubeで「これが儲かる!」という情報はあふれていますが、家庭状況や目標が違えば正解も変わります。

情報に振り回されて売買を繰り返すと、手数料や損失で資産が減ることもありますので気をつけてください。
対策
必ず自分の家計・目的に合わせて判断すること。特に育児世帯は「守り」を意識しましょう。

儲け話には裏がある!私も気をつけています!
まとめ
育児世帯の投資は、独身や夫婦二人暮らしとは違い、教育資金・生活費・老後資金の3つを同時に考えなければなりません。

今回紹介した5つのミスは、どれも「計画不足」と「過信」から起こりがちです。
- 生活防衛資金を確保せず全力投資
- 将来の出費ピークを把握していない
- 教育資金と投資資金の混同
- 借金してまで投資する
- 情報を鵜呑みにして振り回される
これらを避けるためには、現金と投資のバランスを保ち、無理のない金額で長期的に継続することが何より大切です。
投資は短期で大きく増やすものではなく、時間を味方につけて資産を育てるもの。
家計と将来設計をしっかり固めたうえで、安心して資産形成を続けていきましょう。
ではでは。